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高齢者向けプロテインの選び方|粉末・飲料・食品を比較

高齢者向けプロテインの選び方|粉末・飲料・食品を比較 体の情報

「年齢とともに、食事の内容を少し見直したい」
「最近、肉や魚をあまり食べていない気がする」
「将来の体力や筋力のために、たんぱく質を意識した方がよいのかな」
「毎日の食事だけでは大変なので、手軽に補えるものを知りたい」

このような理由から、プロテインが気になっている方もいるのではないでしょうか。

プロテインは、普段の食事だけではとりにくいたんぱく質を手軽に補うための選択肢の一つです。

普段の食事から十分にたんぱく質をとれているのであれば、必ずしも追加する必要はありません。

一方で、

  • 食事を見直して、たんぱく質を意識したい
  • 食事だけでは補いにくいと感じる
  • 朝食や間食などで手軽に追加したい
  • 調理せずにたんぱく質をとれるものを用意したい

といった場合には、粉末プロテインやプロテイン飲料、高たんぱくの食品を利用する方法があります。

また、筋力低下が気になってプロテインを検討している場合には、食事だけでなく日常の身体活動や運動もあわせて考えることが大切です。

この記事では、普通の食事をある程度食べられている高齢者本人や家族に向けて、粉末・飲料・食品の違いと、具体的な商品の選び方を紹介します。

食事全体や筋力低下との関係から確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。


  1. プロテインを選ぶ前に確認したいこと
    1. 食事量そのものが減っている場合は、たんぱく質だけで考えない
    2. 治療中で食事の指示がある場合は、その指示を優先する
  2. 粉末・飲料・食品|プロテインの取り入れ方は1つではない
  3. 高齢者のたんぱく質補助で比較した5つの商品
    1. 5商品の早見比較
    2. THE PROTEIN シニア|温かい飲み物にも混ぜられる粉末タイプ
    3. ULTORA SOY PROTEIN|味や食感にも特徴があるソイプロテイン
    4. ザバス MILK PROTEIN 脂肪0 200ml|調製せずそのまま飲める
    5. 山本漢方 きな粉プロテイン|飲む以外の使い方もできる
    6. オイコス|ヨーグルトとしてたんぱく質を補える
  4. 高齢者がプロテインを選ぶときに比べたいポイント
    1. 1.1回でどのくらいたんぱく質をとれるか
    2. 2.毎回作る手間が負担にならないか
    3. 3.味だけでなく、使い方の幅を見る
    4. 4.価格は1袋ではなく、1回分や購入方法も見る
    5. 5.原材料やアレルギーを確認する
  5. よくある質問
    1. 高齢者は1日にどのくらいたんぱく質をとればよいですか?
    2. ホエイとソイなら、高齢者にはどちらがよいですか?
    3. シニア向けのプロテインを選んだ方がよいですか?
    4. コンビニやスーパーで売っているプロテイン飲料でもよいですか?
    5. 食事量が少ない場合もプロテインを使えますか?
  6. まとめ|たんぱく質量だけでなく、続けやすい方法を選ぼう
  7. 主な参考資料

プロテインを選ぶ前に確認したいこと

食事量そのものが減っている場合は、たんぱく質だけで考えない

プロテインを食事の一部として利用することはできます。

ただし、

  • 以前より食べる量そのものがかなり減った
  • 意図せず体重が減っている
  • 食欲が落ちて食事を残すことが増えた

といった場合は、たんぱく質だけでなく、エネルギーやほかの栄養素も不足している可能性があります。

このような場合は、「どのプロテインを買うか」だけで考えるのではなく、まず食事量が減っている原因や食事全体を確認しましょう。

治療中で食事の指示がある場合は、その指示を優先する

病気の治療などで、医師や管理栄養士からたんぱく質量や食事について個別の指示を受けている場合は、その指示を優先してください。

この記事の比較は、個別の栄養指示を受けていない方を主な対象としています。

また、飲み物や食事でむせる、飲み込みにくいといった症状がある場合も、プロテインの種類を選ぶ前に飲み込みの状態を確認することが大切です。


粉末・飲料・食品|プロテインの取り入れ方は1つではない

「プロテイン」と聞くと、粉末をシェイカーで溶かして飲むものを思い浮かべるかもしれません。

しかし、たんぱく質を補う方法はそれだけではありません。

タイプ特徴主な取り入れ方
粉末タイプ 好みの飲み物などに混ぜられる 水・牛乳などに混ぜる
そのまま飲めるタイプ 計量や調製がいらない 1本そのまま飲む
食品タイプ 普段の食事や間食に取り入れやすい ヨーグルトなどを食べる
食品にも加えやすい粉末 飲む以外の使い方もできる ヨーグルトやシリアルなどに加える

高齢者本人が毎日利用することを考えると、たんぱく質量だけでなく、作る手間や味、普段の食事に取り入れやすいかも選ぶポイントになります。


高齢者のたんぱく質補助で比較した5つの商品

今回は、取り入れ方の違いが分かりやすい5商品を比較します。

「1位、2位」と順位をつけるのではなく、それぞれの特徴を見て、自分や家族の生活に取り入れやすいものを探してみてください。

5商品の早見比較

商品タイプたんぱく質の目安準備購入方法
THE PROTEIN シニア 粉末 約9g/1食 計量・混ぜる ECモール
ULTORA SOY PROTEIN 粉末 約18g/1食 計量・混ぜる 公式・ECモール
ザバス MILK PROTEIN 脂肪0 200ml 飲料 約15~20g/1本 そのまま飲める 店頭・ECモール
山本漢方 きな粉プロテイン 粉末 約11g/20g 飲料や食品に混ぜる ドラッグストア・EC
オイコス ヨーグルト 約10~18g/1個 そのまま食べる 店頭・EC

※商品やフレーバーによって栄養成分は異なります。価格・販売状況を含め、購入時は最新の商品情報を確認してください。


THE PROTEIN シニア|温かい飲み物にも混ぜられる粉末タイプ

THE PROTEINの「シニア プロテイン」は、1食約20gで、たんぱく質を約9gとれる粉末タイプです。

水や牛乳などに混ぜるほか、メーカーではホットコーヒーなど温かい飲み物への使用も案内されています。

毎回プロテインシェイクとして飲むだけでなく、普段飲んでいる飲み物に取り入れることもできます。

温かい飲み物に混ぜる場合は、シェイカーで振らず、スプーンなどで混ぜます。

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ULTORA SOY PROTEIN|味や食感にも特徴があるソイプロテイン

ULTORA SOY PROTEINは、1食で約18gのたんぱく質をとれる粉末タイプです。

ココア、黒蜜きなこ、ストロベリーバナナなどのフレーバーがあり、サラッとした飲み心地に加えて、ビスケットや大豆パフ、果実チップなどの食感が加わっているのが特徴です。

一般的な粉末プロテインとは少し違った味や食感を楽しみながら取り入れられます。

公式通販のほか、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングでも購入できます。

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ザバス MILK PROTEIN 脂肪0 200ml|調製せずそのまま飲める

粉末を計量したり混ぜたりする手間を減らしたい場合は、最初から飲料になっている商品も便利です。

ザバス MILK PROTEIN 脂肪0の200mlシリーズは、1本あたりおおむね15~20gのたんぱく質をとれます。

常温保存でき、開封してそのまま飲めるため、粉末プロテインを毎回作るのが面倒な場合にも取り入れやすい商品です。

味も複数あります。

スーパーやドラッグストア、コンビニなどで1本から購入できる商品もあります。ネット通販でも購入できるため、普段の買い物方法や必要な本数、選びたい味に合わせて購入方法を選べます。

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山本漢方 きな粉プロテイン|飲む以外の使い方もできる

山本漢方の「きな粉プロテイン」は、大豆を使った粉末タイプです。

20gあたり、たんぱく質を約11gとれます。

水や牛乳に混ぜて飲むだけでなく、

  • ヨーグルトにかける・混ぜる
  • シリアルに加える
  • 普段の食品に混ぜる

など、食事や間食に合わせて使い方を変えることもできます。

「毎回プロテインドリンクを作って飲む」という習慣が合わない場合でも、普段の食事に少し加える方法を考えやすい商品です。

ドラッグストアなどの店頭やネット通販で購入できます。

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オイコス|ヨーグルトとしてたんぱく質を補える

粉末やプロテイン飲料ではなく、食品としてたんぱく質を補いたい場合には、高たんぱくのヨーグルトも選択肢です。

オイコスのヨーグルトシリーズは、商品によって1個あたりおおむね10~18gのたんぱく質をとれます。

プレーンやフルーツ系など複数の商品があるため、味の好みに合わせて選べます。

粉末の計量や調製が必要なく、普段の食事や間食の一品として取り入れることができます。

スーパーやコンビニなどで1個から購入できるほか、ネット通販でも購入できます。

普段の買い物方法や必要な個数、選びたい味などに合わせて購入方法を選べます。

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高齢者がプロテインを選ぶときに比べたいポイント

1.1回でどのくらいたんぱく質をとれるか

今回比較した商品では、1回あたり約9~20g程度と差があります。

ただし、多ければ多いほどよいわけではありません。

プロテインは、普段の食事からとっているたんぱく質に追加するものです。

まずは普段の食事を確認し、「少し補いたいのか」「1回である程度まとめてとりたいのか」を考えると選びやすくなります。


2.毎回作る手間が負担にならないか

粉末タイプは、計量して飲み物などに混ぜる必要があります。

一方、ザバスのような飲料やオイコスのような食品は調製が必要ありません。

毎日続けることを考えると、

「作れるか」よりも「これなら普段の生活の中で無理なく続けられそうか」

を見る方が現実的です。


3.味だけでなく、使い方の幅を見る

同じ粉末でも使い方は異なります。

水や牛乳に溶かして飲むだけでなく、

  • 温かい飲み物に混ぜる
  • ヨーグルトに加える
  • シリアルに混ぜる

など、商品によって取り入れ方を変えられます。

毎日同じ方法に固定する必要はありません。

本人が食べやすい、飲みやすい方法を選びましょう。


4.価格は1袋ではなく、1回分や購入方法も見る

メーカー通常価格から計算すると、粉末タイプはおおむね1回70~150円程度の商品があります。

ただし、1回あたりのたんぱく質量や内容量が違うため、単純に安い商品が一番よいとはいえません。

また、

  • 公式通販
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • スーパーやドラッグストア

など、購入場所によっても価格や送料、ポイントが変わります。

普段利用している購入方法も含めて比較しましょう。


5.原材料やアレルギーを確認する

プロテインには、乳由来のものや大豆由来のものがあります。

フレーバーによって原材料が変わる商品もあります。

アレルギーがある場合は、購入する商品の表示を必ず確認してください。


よくある質問

高齢者は1日にどのくらいたんぱく質をとればよいですか?

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、65歳以上のたんぱく質の推奨量は、男性60g/日、女性50g/日です。

これは「プロテインを60g飲む」という意味ではありません。

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、普段の食事からとる分と、プロテインなどで補う分を合わせた1日の目安です。

まずは普段の食事からどの程度とれているかを考え、補いにくい場合にプロテインを利用すると分かりやすいでしょう。

食事からのたんぱく質量や、筋力低下と食事全体の関係はこちらの記事で詳しく解説しています。

※病気の治療などで個別の食事指示を受けている場合は、その指示を優先してください。


ホエイとソイなら、高齢者にはどちらがよいですか?

年齢だけで、どちらか一方に決める必要はありません。

ホエイは乳由来、ソイは大豆由来です。

乳由来の商品に問題がなく、ホエイ商品の味や価格が合うならホエイを選べます。

植物性の商品を選びたい、大豆系の風味が好み、ソイ商品の方が続けやすいという場合はソイも選択肢です。

アレルギーや食事上の制限に問題がなければ、味・価格・作りやすさなどを比べて、続けやすい方を選んで構いません。


シニア向けのプロテインを選んだ方がよいですか?

必須ではありません。

シニア向けの商品にも、一般向けの商品にも、それぞれ特徴があります。

年齢表示だけで選ぶのではなく、

  • たんぱく質量
  • 味
  • 作り方
  • 価格
  • 購入しやすさ

などを比べて選びましょう。


コンビニやスーパーで売っているプロテイン飲料でもよいですか?

たんぱく質を補う目的であれば選択肢になります。

ザバス MILK PROTEINのように、そのまま飲める商品もあります。

粉末を作る手間を減らしたい場合や、1本単位で購入したい場合には使いやすいでしょう。


食事量が少ない場合もプロテインを使えますか?

食事の一部としてプロテインを利用することはできます。

ただし、食事量全体が減っている場合は、たんぱく質だけでなくエネルギーやほかの栄養素も不足している可能性があります。

体重減少や食欲低下がある場合は、プロテインだけで補おうとせず、食事全体を確認してください。


まとめ|たんぱく質量だけでなく、続けやすい方法を選ぼう

プロテインは、普段の食事だけではとりにくいたんぱく質を手軽に補うための選択肢です。

「最近の食事を見直したい」「たんぱく質をもう少し意識したい」「調理せず手軽に補いたい」といった場合にも利用できます。

高齢者だから全員が飲む必要はありませんが、必要に応じて、

  • 粉末プロテイン
  • そのまま飲めるプロテイン飲料
  • 高たんぱくヨーグルト
  • 普段の食品に加えられる粉末

などから選べます。

今回紹介した商品も、たんぱく質量だけでなく、味、準備方法、使い方、保存、購入方法が異なります。

「一番たんぱく質が多いもの」を探すより、自分や家族の生活の中で取り入れやすく、続けやすい方法を選ぶことが大切です。

筋力低下への対策を目的としている場合には、食事だけでなく日常の身体活動や運動もあわせて考えていきましょう。


主な参考資料

  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
  • THE PROTEIN「シニア プロテイン」公式商品情報
  • ULTORA「SOY PROTEIN」公式商品情報
  • 明治「ザバス MILK PROTEIN」公式商品情報
  • 山本漢方製薬「きな粉プロテイン」公式商品情報
  • ダノンジャパン「オイコス」公式商品情報

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