「買い物に行くのが大変になってきた」
「毎日、一人分の食事を作るのが負担」
「離れて暮らす親が、きちんと食事をとれているか気になる」
高齢になると、食べることそのものだけでなく、献立を考える、買い物へ行く、調理する、後片付けをするといった毎日の食事準備が負担になることがあります。
このようなとき、食事を準備する負担を減らす方法の一つが宅配弁当です。
宅配弁当なら、自宅まで食事を届けてもらえるため、買い物や調理の手間を減らせます。一方で、冷凍でまとめて届くもの、冷蔵で食べる日に合わせて届くものがあり、料金や受け取り方もサービスによって異なります。
そこでこの記事では、普段、やわらか食やムース食など特別な食形態を利用していない高齢者本人・家族に向けて、高齢者向け宅配弁当4社を比較します。
「どのサービスが一番か」という順位ではなく、本人の生活に合うか、家族の負担を減らせるかという視点から、自分たちに合う宅配弁当を選んでいきましょう。
宅配弁当を選ぶ前に、まず確認してください
普段のごはんやおかずを食べたときに、むせたり、飲み込みにくさが気になったりしますか?
YESの場合
一般向けの宅配弁当を選ぶ前に、飲み込みの状態や食事の形について確認することが大切です。やわらかそうに見える料理でも、その人に適した食形態とは限りません。
むせや飲み込みにくさが気になる場合は、「高齢者のむせ・飲み込みにくさ」や「介護食・やわらか食の宅配比較」を参考にしてください。
NOの場合
普段のごはんやおかずを問題なく食べられているのであれば、このまま高齢者向け宅配弁当の比較へ進みましょう。
高齢者向け宅配弁当は「冷凍でまとめて受け取るか」「冷蔵で1食ずつ受け取るか」から選ぶ
高齢者向け宅配弁当を選ぶときは、まず数食分をまとめて受け取るか、食べる日に合わせて1食ずつ届けてもらうかを考えると選びやすくなります。
好きな日に食べられるよう冷凍庫へストックしたいなら「冷凍」、決まった曜日に食事を届けてほしいなら「冷蔵」が候補になります。
どちらが優れているというものではありません。本人の生活リズムや冷凍庫の大きさ、受け取りやすさなどから選びましょう。
冷凍でまとめて受け取る宅配弁当が向いている人
冷凍タイプは、数食分をまとめて受け取り、食べるまで冷凍庫に保存します。食べる日や時間を自分で決めやすいことが大きなメリットです。
例えば、毎日宅配弁当を食べるわけではなく、外食する日や家族と食事をする日がある人にも使いやすいでしょう。体調が悪い日や、買い物へ行けない日のために冷凍庫へ置いておく使い方もできます。
一方で、一度に数食分が届くため、冷凍庫にはある程度の空きが必要です。また、届いた弁当を冷凍庫へ入れる、食べるときに取り出す、電子レンジで温めるといった作業が必要になります。
そのため、「冷凍庫へ入るか」だけでなく、「本人が無理なく出し入れして温められるか」まで確認しておくことが大切です。
冷蔵で日々届く宅配弁当が向いている人
冷蔵タイプは、食べる日に合わせてお弁当やお惣菜を届けてもらいます。数日分を冷凍庫へストックする必要がないため、冷凍庫の空きが少ない人や、決まった曜日に食事を届けてほしい人に向いています。
また、配達スタッフから手渡しで受け取るサービスでは、日々、人と顔を合わせる機会が生まれます。離れて暮らす家族にとっては、毎日の配達が安否確認のきっかけになることもメリットの一つです。
ただし、通常の宅配弁当は、安否確認そのものを保証する専用の見守りサービスとは異なります。
さらに冷蔵タイプは、冷凍宅配に比べて配達できる地域が限られる場合があります。外出が多い人では、毎日の受け取りがかえって負担になることもあります。
「毎日届けてもらうことが便利か、それとも予定を縛られてしまうか」まで考えて選びましょう。
高齢者向け宅配弁当おすすめ4社を比較
今回比較するのは、次の4社です。総合1位から4位まで順位を付けるのではなく、どのような人に使いやすいかで比べます。
| サービス | 配送 | こんな人に向いている | 初めて利用するときの料金目安 |
|---|---|---|---|
| ワタミの宅食ダイレクト | 冷凍 | 数食分をまとめて受け取り、好きな日に食べたい | いつでも三菜10食 3,990円+送料 |
| ワタミの宅食 | 冷蔵 | 決まった曜日に届けてほしい。手渡しによる人との接点も重視したい | まごころおかず5日間 3,450円の例あり※地域等で異なる |
| MFS | 冷凍 | 一人暮らしや離れて暮らす親へ送りたい。6食から試したい | バランス健康食6食 4,881円・送料込み |
| ニチレイフーズダイレクト | 冷凍 | 一度に多く注文せず、まず少ない食数から試したい | 気くばり御膳 お試し4食 3,300円+エリア別送料 |
※料金・サービス内容は2026年8月時点で確認しています。商品や配送地域によって条件が異なるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
ここからは、それぞれのメリット・向いている人と、デメリット・向かない人を詳しく見ていきます。
目的別に選ぶ高齢者向け宅配弁当4選
冷凍でまとめて受け取りたいなら|ワタミの宅食ダイレクト
「毎日ではなく、必要な日に宅配弁当を食べたい」という人には、ワタミの宅食ダイレクトが候補になります。
冷凍のおかずを数食分まとめて受け取り、食べたい日に電子レンジで温めるタイプです。
今回紹介する「いつでも三菜」は、主菜1品と副菜2品が入った冷凍のおかずセットです。初めて利用する人向けには、いつでも三菜10食が3,990円(税込)のお試しセットがあります。
送料は別途かかり、本州・四国・九州では880円です。そのため、本州・四国・九州の場合、10食の支払総額は4,870円、送料まで含めると1食あたり約487円になります。
なお、初回限定のお試しでは、主菜と副菜4品の「いつでも五菜10食4,990円」も選べます。「まずは費用を抑えて試したい」という人なら三菜、「おかずの品数も重視したい」という人なら五菜という選び方ができます。
メリット・向いている人
- 食べる日を自分で決めたい
- 外食や家族との食事があるため、毎日宅配弁当を使うわけではない
- 初めては定期購入ではなく、お試しから始めたい
- 冷凍庫に余裕があり、必要な日に電子レンジで温められる
デメリット・向かない人
- 10食分を入れられる冷凍庫の空きが必要
- ごはんまで含めて1食分をまとめて届けてほしい人には向かない
- 冷凍庫への出し入れや電子レンジ操作が負担になる人には使いにくい場合がある
注文前に確認したいこと
- 初回お試し10食は1人1回限りです。
- 送料は地域によって異なります。
- 定期購入を選ぶ場合は、3回以上の受け取りが条件です。
2回目以降は、必要なときに注文する方法や定期購入から選べます。まずはお試しで味・量・冷凍庫への収まり具合を確認すると分かりやすいでしょう。
冷凍庫に余裕があり、毎日ではなく自分の予定に合わせて食べたい人は、まず初回お試しの内容を確認してみてください。
冷蔵で日々届けてほしいなら|ワタミの宅食
「冷凍庫にまとめて保存するより、食べる日に合わせて食事を届けてほしい」という人には、ワタミの宅食が候補になります。
ワタミの宅食は、冷蔵のお弁当・お惣菜を担当の「まごころスタッフ」が届けるサービスです。
今回紹介する「まごころおかず」は、主菜1品と副菜4品が入ったお惣菜です。2026年8月時点の公式情報では、5日間コース3,450円(税込)、1食あたり690円の例があり、価格には宅配料が含まれています。なお、届け先によって利用できる商品や価格が異なる場合があるため、申し込み前に郵便番号で確認しましょう。
配達は手渡しが基本で、不在時には保冷ボックスで受け取れます。希望すれば無料の鍵付き安全ボックスを借りることもできます。
ワタミの宅食では、配達時に異変へ気づいた場合、地域・行政との協定に基づいて指定先へ連絡する取り組みにも協力しています。
メリット・向いている人
- 決まった曜日に冷蔵の食事を届けてほしい
- 冷凍庫へ何食分も保存したくない
- 配達スタッフから手渡しで受け取りたい
- 一人暮らしで、人と顔を合わせる機会も重視したい
- 離れて暮らす家族として、日々の安否確認につながる接点もほしい
デメリット・向かない人
- 配達対象地域の外に住んでいる
- 配達時間を細かく指定したい
- 外出が多く、毎日の受け取りが負担になる
- 食べる日を自由に決めたい
- 数週間分をまとめてストックしておきたい
注文前に確認したいこと
- 届け先の郵便番号で、配達エリア・利用できる商品・価格を確認します。
- 不在時に鍵付き安全ボックスを利用する場合は、設置場所を担当スタッフと相談します。
- 旅行や外食などで不要な週がある場合は、締切前に注文内容を変更します。
冷凍庫への保存よりも、決まった曜日に食事が届くことを重視する人は、まず自宅が配達エリアか確認してみてください。
一人暮らし・離れて暮らす親の食事なら|MFS
「離れて暮らす親へ冷凍のおかずを送りたい」「まず6食程度から試したい」という家族には、MFS(メディカルフードサービス)のバランス健康食が候補になります。
MFSには複数の食事がありますが、この記事では「MFSバランス健康食」を紹介します。
お試しセットは6食4,881円(税込・送料込み)です。冷凍のおかずのみの商品で、お試しセットは何度でも注文できます。さらに、支払いをする人と届け先を別々に指定できるため、家族が代金を支払い、離れて暮らす親の自宅へ直接届けるという使い方もできます。
離島など一部地域を除いて全国配送で、お試しセットは送料込みです。商品選びに迷った場合は、管理栄養士へ無料で相談できる窓口もあります。
メリット・向いている人
- 一人暮らしで、冷凍のおかずを自宅へ届けてほしい
- 離れて暮らす親の食事を家族が注文したい
- まず6食程度で味や量を確認したい
- 商品代と送料をまとめて把握したい
- どの商品を選べばよいか相談できる窓口もほしい
デメリット・向かない人
- 冷凍庫に6食分を保存する必要がある
- ごはんまで含めて1食分を届けてほしい人には向かない
- 配達スタッフとの日々の接点や見守りを重視する人には向かない
注文前に確認したいこと
- この記事で紹介する6食のお試しセットは定期購入ではありません。
- 定期コースを変更・休止・解約する場合は、水曜日までの連絡が基準です。
- 締切後に次回分をキャンセルすると、商品代金の50%のキャンセル料がかかります。
まず6食を送ってみて、本人が無理なく食べられるか、量や味が合うかを確認してから、必要に応じて継続を考えやすいサービスです。
離れて暮らす親へ送りたい人や、一人暮らしでまず6食から試したい人は、MFSバランス健康食のお試し6食を確認してみてください。
少ない食数から試したいなら|ニチレイフーズダイレクト
「10食届くと冷凍庫に入らない」「まず数食だけ試してみたい」という人には、ニチレイフーズダイレクトの「気くばり御膳」が候補になります。
ニチレイフーズダイレクトには「気くばり御膳」の非定期お試しコースがあり、4食3,300円(税込)+エリア別送料から試せます。
ワタミの宅食ダイレクトが10食、MFSが6食なのに対して、ニチレイは4食から始められるため、一度に多くの冷凍弁当を受け取りたくない人にも試しやすいことが特徴です。
メリット・向いている人
- まず4食だけ試したい
- いきなり多くの冷凍弁当を注文したくない
- 冷凍庫の空きが少ない
- 離れて暮らす親へ少量から送りたい
デメリット・向かない人
- 最初から1週間分以上をまとめて用意したい人には、お試し4食だけでは食数が足りない
- ごはんまで含めて1食分を届けてほしい人には向かない
注文前に確認したいこと
- 今回紹介するお試しコースは非定期です。お試し後に続けたい場合は、通常商品や定期便を改めて選びます。
少ない食数から宅配弁当を試したい人は、気くばり御膳のお試し4食の内容と送料を確認してみてください。
高齢者向け宅配弁当を選ぶ7つのポイント
ここまで4つのサービスを紹介しましたが、料金だけを見ても、自分に合う宅配弁当は決まりません。高齢者本人や家族が選ぶときは、次の7つを確認しましょう。
1. 冷凍か冷蔵かを生活スタイルから選ぶ
最初に確認したいのは、食事をまとめて受け取る方がよいか、食べる日に届けてもらう方がよいかです。
冷凍なら、冷凍庫へ保存して好きな日に食べられます。一方、冷蔵の毎日配達なら、数日分を冷凍庫へ保存する必要がなく、決まった曜日に食事が届きます。
重要なのは、冷凍と冷蔵のどちらが優れているかではなく、本人の生活ではどちらが扱いやすいかです。
2. 1食の価格ではなく、送料まで含めて比べる
宅配弁当を見ると、「1食399円」「1食690円」といった表示が目に入りやすいですが、1食価格だけでは実際に支払う金額は分かりません。
例えば、ワタミの宅食ダイレクトの初回お試し「いつでも三菜10食」は商品代3,990円ですが、本州・四国・九州では送料880円がかかります。そのため、支払総額は4,870円、送料まで含めると1食あたり約487円です。
一方、MFSのお試し6食4,881円は送料込みです。商品代+送料を合わせて、実際にいくら支払うかを確認しましょう。
3. まず1回だけ試せるか確認する
初めて宅配弁当を利用する場合、最初から定期購入を選ぶ必要はありません。
まずは、味が本人に合うか、量が多すぎないか・少なすぎないか、冷凍庫に入るか、容器を開けやすいか、電子レンジで温められるかを確認すると安心です。
特に定期購入では、最低利用回数や変更の締切が設けられている場合があります。割引額だけでなく、「まず1回だけ試せるか」「続ける場合にどんな条件があるか」まで確認しましょう。
4. 配達地域と受け取り方法を確認する
サービスによって、届けられる地域や受け取り方法が異なります。
自宅が配送地域に入っているか、配達日時を指定できるか、不在時はどうなるか、宅配ボックスを利用できるかを確認しましょう。
本人が一人で受け取る場合は、「注文できるか」だけではなく、「実際に受け取れるか」まで考えることが大切です。
5. 食事の量や栄養成分を確認する
同じ宅配弁当でも、料理の品数や量は異なります。主菜と副菜が何品あるか、おかずだけか、ごはんも付くか、エネルギー、たんぱく質、食塩相当量などを確認できます。
ただし、数字だけを見て「高齢者ならこの商品がよい」と一律に判断するものではありません。本人が普段どれくらい食べているか、主食や汁物を別に用意するかなど、1回の食事全体で考えることが大切です。
病気などで医師や管理栄養士から具体的な食事の指示を受けている場合は、その指示に合うか確認してください。
6. 保存・温め・片付けまで無理なくできるか確認する
宅配弁当を使えば、買い物や調理の負担は減らせます。しかし、食事が届いた後の作業がすべてなくなるわけではありません。
- 冷蔵庫や冷凍庫へしまう
- 食べる分を取り出す
- 容器のフィルムを開ける
- 電子レンジを操作する
- 温めた容器を運ぶ
- 食後の容器を捨てる
ここは、理学療法士として特に確認してほしいポイントです。例えば、「冷凍弁当は便利そうだから20食まとめて買おう」と思っても、本人が冷凍庫の奥から容器を取り出すのが難しければ、かえって負担になることがあります。本人がどこまで一人ででき、どこから家族が手伝うかまで考えて選びましょう。
7. 味だけでなく、注文を続けやすいか確認する
宅配弁当は、一度食べて終わりではなく、継続して利用することがあります。
本人が味を気に入るか、同じようなメニューばかりにならないか、食べ残しが多くないか、配送を休みたいときに簡単に変更できるか、家族が代わりに注文を管理できるかも重要です。
最初は少ない食数から試して、「また食べたいと思えるか」「注文や受け取りが面倒ではないか」を確認してから続けると失敗しにくくなります。
4社の料金・送料・注文方法を詳しく比較
ここでは、初めて宅配弁当を利用する人が比較しやすいプランを中心に、料金や送料、注文方法をまとめます。
| 比較項目 | ワタミの宅食ダイレクト | ワタミの宅食 | MFS | ニチレイフーズダイレクト |
|---|---|---|---|---|
| 今回紹介する商品 | いつでも三菜 お試し10食 | まごころおかず 5日間 | バランス健康食 お試し6食 | 気くばり御膳 お試し4食 |
| 保存 | 冷凍 | 冷蔵 | 冷凍 | 冷凍 |
| 商品価格 | 3,990円 | 3,450円の例 | 4,881円 | 3,300円 |
| 送料 | 880円~ | 商品価格に含む | 送料込み | エリア別送料 |
| 食数 | 10食 | 5食 | 6食 | 4食 |
| まず1回試せる | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 定期購入 | あり | あり | あり | サービス全体ではあり |
| 今回紹介するプランの継続条件 | 初回お試しは1回限り | 5日間単位で利用可能 | お試しは定期ではない | 非定期のお試し |
| 主に向いている人 | 冷凍でまとめてストックしたい | 冷蔵で日々届けてほしい | 一人暮らし・離れた親へ送りたい | 少ない食数から試したい |
※料金・サービス内容は2026年8月時点で確認。ワタミの宅食は配送地域等により商品・価格が異なる場合があります。申し込み前に各公式ページで最新条件を確認してください。
この表だけで「どれが一番安い」と決めるのではなく、何食届くか、送料はいくらか、本人が使いやすいかまで合わせて比較してください。
理学療法士が考える「続けやすい宅配弁当」の選び方
宅配弁当を選ぶときは、味や料金だけでなく、食事が届いてから食べ終わるまでの流れを考えてみてください。
例えば冷凍弁当では、次のような作業があります。
- 宅配便を受け取る
- 箱を開ける
- 冷凍庫へ収納する
- 食べるときに取り出す
- 電子レンジで温める
- 食卓まで運ぶ
- 容器を片付ける
本人にとって、この中のどこが負担になりそうでしょうか。冷凍庫が低い位置にあり、しゃがんで出し入れするのが難しい人もいます。
電子レンジのボタンが見えにくい、操作方法を覚えるのが難しい、温めた容器を持って歩くのが不安ということもあります。
反対に、冷蔵の毎日配達では、冷凍庫への収納は減りますが、決まった時間帯にインターホンへ気づき、玄関まで移動して受け取る必要があります。
宅配弁当を選ぶときは、本人がすべて一人でできるかだけで考えなくても構いません。注文は家族、受け取りは本人、段ボールの片付けは家族が訪問したときに行う、といった分担もできます。
宅配弁当を「買うこと」ではなく、「生活の中で使い続けられるか」で選ぶことが大切です。
普段のごはんやおかずが食べにくい・むせる場合は一般向け宅配弁当だけで決めない
この記事で紹介しているのは、普段、やわらか食やムース食など特別な食形態を利用していない人向けの宅配弁当です。
普段のごはんやおかずを食べたときに、次のような変化がある場合は、「やわらかそうな宅配弁当を選べばよい」と自己判断しないようにしましょう。
- むせることが増えた
- 飲み込みにくそうにしている
- 食事に時間がかかるようになった
- 食べる量が減った
- 体重が減ってきた
やわらかいことと、その人に適した食形態であることは同じではありません。必要に応じて医師、歯科医師、言語聴覚士、管理栄養士などへ相談してください。
高齢者向け宅配弁当についてよくある質問
一人暮らしの高齢者には冷凍と冷蔵のどちらがよい?
どちらがよいかは、本人の生活によって変わります。好きな日に食べたい、外食する日もある、冷凍庫に余裕があるなら冷凍が使いやすいでしょう。一方、決まった曜日に食事を届けてほしい、冷凍庫の管理を減らしたい、人と顔を合わせる機会もほしいという場合は、冷蔵の毎日配達が候補になります。
安さは1食価格だけで比較してよい?
1食価格だけではなく、送料を含めた支払総額で確認しましょう。さらに、何食届くか、おかずのみか、定期購入が必要か、最低利用回数があるかまで確認する必要があります。「1食○円」という数字だけでなく、最初に実際いくら支払うのかを見ると比較しやすくなります。
離れて暮らす親のために家族が注文できる?
家族が注文し、親の住所へ届けられるサービスがあります。例えばMFSのお試しセットは、支払先と届け先を別々に設定できます。離れて暮らす親へ送る場合は、注文できるかだけでなく、本人が受け取れるか、冷凍庫へ収納できるか、電子レンジを使えるかまで確認しておきましょう。
むせがある場合も普通の宅配弁当でよい?
むせがある場合、一般向け宅配弁当でよいとは一律に判断できません。食べ物のやわらかさだけでなく、まとまりやすさ、ばらけやすさなども関係するため、見た目だけで本人に合う食事を決めないことが大切です。むせが続く、食事量が減る、体重が減る、発熱するといった変化がある場合は、必要に応じて医師や言語聴覚士などの専門職へ相談してください。
まとめ|生活に合う宅配弁当を選ぼう
高齢者向け宅配弁当を選ぶときは、最初に冷凍でまとめて受け取るか、冷蔵で日々届けてもらうかを考えると整理しやすくなります。
そのうえで、料金だけではなく、何食届くか、送料はいくらか、冷凍庫へ入るか、本人が受け取りや温めを無理なくできるか、家族がどこまで手伝うかまで確認しましょう。
今回紹介した4サービスには、それぞれ向いている人がいます。
冷凍でまとめてストックしたい
→ 【ワタミの宅食ダイレクト】
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初回は「いつでも三菜」10食を3,990円(税込)+送料で試せます。
冷蔵で日々届けてほしい・人との接点も重視したい
→ ワタミの宅食
冷蔵の食事が決まった曜日に届き、毎日の配達が安否確認のきっかけになることもあります。
一人暮らし・離れて暮らす親へ送りたい
→ MFSバランス健康食
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バランス健康食を6食4,881円(税込・送料込み)から試せます。
まず少ない食数から試したい
→ 気くばり御膳
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気くばり御膳のお試し4食を3,300円(税込)+エリア別送料で試せます。
どのサービスが一番よいかは、本人の生活によって変わります。「安いから」「有名だから」だけではなく、本人と家族が無理なく使い続けられるサービスを選ぶことが大切です。




